福岡 ブランディング・ブランディングデザイン・パッケージ・ロゴ デザイン事務所 株式会社アルジュナ

制作事例満載!ホワイトベースでアートディレクターの牛島が講演!

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2023 01.12

こんにちは!福岡のデザイン事務所アルジュナのササダです!

 

多方面のジャンルで活躍中のクリエイターを迎えゲストトークを行なっている熊本の[white base]にお呼びいただき、弊社アートディレクターの牛島が講演を行いました。会場は、今をときめくウェブ制作会社、株式会社モンブランさんのオフィス。


19回目となる今回は、コロナ禍による影響で約1年ぶりの開催となりましたが、沢山の方にお集まりいただき会場は大盛況でした!

 

まずは、アルジュナのコンセプト(MISSION)から紹介。

こうして言語化し簡潔に伝えることは本当に重要です。


立ち返る場所があることは、振り返った時にブレない軸になりMISSIONになります。

 


事例は長崎のプロバスケットクラブ長崎ヴェルカ様のロゴ制作からスタート。

長崎県内のデザイナー数十人に声かけをして参加したのは11名。

アルジュナは「ただロゴをつくる」だけではなく

アウトプットの展開まで責任をもって提案させていただきました。

 

企画書の内容はちょっとお見せできないのですが、

ロゴを提案した段階からTシャツ、パーカー、バッグ、キーホルダー、スマホケース、スケートボード、スタジアムに至るまでトータルのデザイン展開を提案しました。

 

つまりロゴと「ロゴが存在している世界」を提案。

そうすることでお客さんは、よりどのように使うのかリアルに想像することができます。

 

様々なアプリケーション展開が予想されるロゴマークは徹底的にバランスを追求し、街に馴染むこと、飽きないことを念頭にロジカルに構成しました。

 

ロゴ発表の模様はyoutubeで配信されているので是非!

https://www.youtube.com/watch?v=bTXWuU61Sio&t=849s

 

 

 

続いては「くるりのレモンケーキ」パッケージ。

このレモンケーキのパッケージは九州-ADCのベスト9賞で表彰された商品。


ここまで提案するまでには、クライアントの要望や商品が二転三転して悩みになやんだので、パッケージデザインで手を動かす前にとことん情報を調べココに!

 

モチーフになった梶井基次郎の檸檬は10P程度の短編です。
一見、長崎にゆかりのない小説に思えますが

その文章の中に一瞬「長崎」が登場します。

 

小説の舞台は京都ですが、当時「長崎」は九州で一番の都会で日本でも7番目に栄えていました。主人公はそんな長崎に思いを馳せるという一文があるんです。
31歳という若さで亡くなった梶井基次郎。

「一度も長崎に訪れることなく世を去った梶井先生に、どうかこの檸檬を渡したい」
この想いが今回のデザインの原点に。

 

 

 

 

 

 


梶井基次郎の檸檬の世界観を踏襲し作り上げられたプロダクトです。

小説のラストをモチーフにした本の上に置かれた檸檬。


※梶井基次郎の檸檬は青空文庫で公開されています。興味のある方はどうぞ!

https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/424_19826.html

 

 

モンブランチームや福永さん、中川くんなどホワイトベースで登壇して頂いた方々のドリームチームで制作できた、たまらん堂さんの「愛でたまご」。

https://www.tamarando.com/

 

愛でたまごでは、ただ見た目だけのデザインではなく、たまごの原価計算の話までしました。

パッケージデザインをするにあたり、売れる商品には原価と販売価格を把握することは必然です。

ただかっこ良いパッケージをつくっても、パッケージ原価が高すぎると販売価格が跳ね上がるか…利益がすくなくなってしまいます…

デザインが良くても、中身と販売価格に相違があるとなかなか商品は売れないですよね。

 

 

長崎ダイバーシティさんのロゴ。

事例ロゴが完成するまでの過程を公開させていただきました。

マインドマップからはじまり、キーワードを抽出

 

イメージの可視化を経て徐々に造形が固まっていき

 

それらは融合していきます。こうしてみていると素材が料理に変わっていく。

 

 

そして、ロゴマークの原案になり

 

 

選ばれたロゴマークのパターンがつくられます。そして組み合わせるロゴタイプを制作します。

 

 

 

完成!

 

そして最後に制作をするときに気をつけていることを。

 

「疑う」

「問いを持つ」

「さかのぼる」

「想像する」

 


仕事のアプローチは現状を疑い、とことん掘り下げることで

プレイスやプライシングといったマーケティング思考と

文化や背景を遡りクライアントの想いを傾聴し想像力をアウトプット!

これがアルジュナです。

 

このような場をセッティングいただいた塾長の野田さん、並びに会場設営等を担っていただいた皆様、ありがとうございました!

そしてこれからも楽しい仕事で九州を一緒に盛り上げていきましょう!

 

福岡でブランディングデザインを行っているアルジュナは、商品企画・制作をはじめ、グラフィックデザインや映像制作、企業・商品・サービスのブランディングなどの企画・提案をしております。デザイン活動を通して、広告づくりをもっと身近に、少しでも多くの人に毎日が楽しくなるようなトキメキを届けていきたいと考えています。

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