どうも!アルジュナ広報ノダです!
みなさんユーチューブ見てますか?
民間放送連盟の調査では10~20代ではテレビよりもユーチューブの視聴時間が長いというデータも出ており、全年齢層でもユーチューブの利用率は50%を越えています。
https://minpo.online/article/youtube-1.html
それまでは、テレビがメディアの王様でしたが、
現在はユーチューブも非常に強い影響力を持っていると言えます。
つまり、ユーチューブで行われているブランディングはビジネスを成功させる上でも非常に強力な手法です。本日はそんなトップYouTuberのブランディングについて考察していきたいと思います。
ヒカキンのブランディング
https://www.youtube.com/channel/UCZf__ehlCEBPop-_sldpBUQ
まずは元祖YouTuberで日本で一番有名なYouTuberといっても過言ではないヒカキンさんです。
ヒカキンさんのブランディングの突出しているところは「安定感」だと思います。
あれだけ長くトップクラスの人気を誇っているのにスキャンダルや炎上がほとんど起きないのは素晴らしい管理能力であり、それ自体がブランド力をさらに押し上げています。
また、創世記のユーチューブは過激でショッキングなネタが視聴回数を稼ぐ傾向にありましたが、
ヒカキンは早い段階で子供にも見せられるクリーンなスタイルで動画を制作し、盤石なポジションを確立しました。
その結果、TVや他メディアとの連携も取りやすくマルチメディア戦略が機能し、好循環が回り続けた結果、ブランドが強くなっていったと考えられます。
ヒカルのブランディング
https://www.youtube.com/channel/UCaminwG9MTO4sLYeC3s6udA
ヒカキンさん同様、創世記から活躍しているYouTuberのヒカルさんですが、
ヒカキンさんとは対極のブランディングをしています。
ヒカキンさんが「安定」ならヒカルさんは「反骨」だと思います。
有名な動画でお祭りのクジを全部引いて当たりがあるのか確かめるというものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=30roBDlCA7k
こうした、世の中のタブーにガンガン切り込むことで話題性をつくり認知を獲得していくブランディングが非常に巧みです。
決して正義の味方というスタンスではなく、ややダークヒーロー的なポジショニングなのも多少悪いイメージがついても耐久できるブランドになっていると感じます。
ISSEI / いっせいのブランディング
https://www.youtube.com/channel/UC6QZ_ss3i_8qLV_RczPZBkw
僕らの世代は日本一のYouTuberといえばヒカキンのイメージが強いですが、現在登録者数が一番多いのはISSEIです。
ヒカキンがyoutube黎明期に先行者利益を得たように、ISSEIはショート動画と海外向け動画で一気に登録者数を伸ばしました。
ショート動画の特性を活かした「無音」かつ「極端なカット編集」を行うことで世界中から再生数と登録者数を集めることに成功しています。
その後、近いフォーマットで活動をする人が増えましたが先行者利益の影響で未だに登録者数の一位の牙城は崩されていません。
徹底したショート動画と海外へフォーカスしたブランディングが強力なYouTuberだと感じます。
中田敦彦のYouTube大学のブランディング
https://www.youtube.com/@NKTofficial
オリエンタルラジオとしてお笑い芸人をしつつ、気づけば勉強系のトップYouTuberになった中田敦彦さん。元々高学歴なのもありますが、自分の強みを「トーク力」「プレゼン力」と分析し、
圧倒的な聞きやすさ、わかりやすさで他の専門家をぶち抜いていきました。
youtubeはカット編集といって小まめにカットを入れた動画が多いのですが、
中田敦彦さんはほぼ撮りっぱなしで長時間の動画を撮影しています。
これは一般の人には非常に難しく「あー」「えー」などにノイズや変な間が生まれます(通常はこれをカット編集で消す)
つまり、「学問」×「お笑い」という2つをかけ合わせたポジショニングを確立することで強力なブランディングを行ったYouTuberと言えます。
エガちゃんねる EGA-CHANNELのブランディング
https://www.youtube.com/channel/UCL6JY2DXJNDOIqCP1CRADng
お笑い芸人やタレントがどんどんyoutubeデビューしていくなか、テレビ業界で長い期間お騒がせしてきた江頭2:50もyoutubeを始めました。
抱かれたくない男ランキングでずっと1位だったり、好感度がとても低いなど一見youtubeに不向きに見えるタレントさんでしたが、現在登録者数490万人を超えるトップYouTuberです。
ラランドさん145万
霜降り明星さん216万
チョコプラさん248万
かまいたちさん252万
と現在テレビで活躍している売れっ子のお笑い芸人さんと比較しても飛び抜けて登録者数が多い状態です。
これは一種、今までの江頭さんはテレビ上での演出されたキャラクターであり、実際youtubeでみる姿は面白さの中に優しさや人の良さがにじみ出てます。
そして、長い期間応援していたファンが予想以上に多く、コンテンツとキャラクターの一貫性もありどんどんブレイクしていきました。
自分の強みと弱みをきちんと分析しブランディングすることの重要性に気付かされる事例ですね。
朝倉未来のブランディング
https://www.youtube.com/channel/UCJZVj2iBrdvbNc416i0V-UA
格闘家の朝倉未来さんも素晴らしいブランディングです。
これまでyoutubeでブレイクした格闘家はほぼいませんでした。
そんな中、朝倉未来さんは現在350万人近い登録者数がいます。
ブレイクの一番の理由は「企画力」と「タレント性」だと思います。
通常格闘家は格闘技の「ノウハウ」を動画にすることが多いのですが、それではニッチ過ぎて伸びません。
朝倉未来さんは「喧嘩自慢」コンテンツを中心にバイオレンスかつユニークな企画をどんどん打ち出します。
その結果、社会現象にもなったブレイキングダウンという強力な企画を立ち上げ一気に登録者数が跳ね上がりました。
格闘家としてのスター性を現役を続けながらyoutubeで発信を続けることで物語を共有し強力なファンが生まれ、また衝撃的かつバイオレンスな動画は切り抜きやショート動画で拡散されやすい性質を持ちます。
ブランディングとマーケティング両面から非常に優れた戦略です。
佐久間宣行のNOBROCK TVのブランディング
https://www.youtube.com/channel/UCaPJaMy0_OZlNjq7BVyTnkA
様々な有名番組をプロデュースしてきた佐久間宣行さんのyoutubeチャンネルです。
「テレビのクオリティとyoutube的自由度」という新境地を開拓したのがまず素晴らしい。
テレビではスポンサーや軋轢でNGになってしまうような際どい企画と
実は面白いけどテレビとの相性があまりよくないタレントや不祥事でテレビに出れなくなったタレントの魅力を200%引き出すプロデュース力がずば抜けています。
福留光帆、みりちゃむ、二瓶有加、風吹ケイなどほぼ無名だったタレントを一気に人気者に持っていくチャンネルでもあり、解説から4年弱で300万人近い登録者数になっています。
動画のアベレージも100万再生超えばかりで、安定した人気を継続できるあたりもテレビ業界での経験を感じます。
この熱量とクオリティ、かつ人脈という圧倒的な強みを活かしたブランディングです。
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