こんにちは！福岡のデザイン事務所アルジュナのササダです！

 

前回の続きで、「はじめてのパッケージ制作　第3弾」を書いていきたいと思います。

 

第2弾では、「パッケージデザインの役割とは？」を書きましたが、今回は弊社が行っているパッケージデザイン制作について書いてみようと思います。

 

パッケージ制作・使用の手順

制作過程は大きく「構築」と「展開」のふたつのフェーズに分かれ、パッケージ完成後はその効果を最大限に発揮できるようクオリティ管理を行う「運用」のフェーズに入っていきます。

 

 

 

お見積もり・プラン提出

事前ヒアリング、およびご記入いただいたカンパニープロフィールをもとにお見積りやプランをご提案します。

 

 

①構築フェーズ

リサーチ（ワークショップ・インタビュー）

3Cや4P・4Cなど一般的なマーケティングフレームワークを活用し、商品の核となる資産や会社環境やニーズを踏まえた軸を探していきます。

 

デザイン調査

ロゴやウェブサイトなど、社会に流通している現状のブランド情報をデザインの視点で整理していきます。

また、競合各社も同様にデザイン調査を行い、どのような印象で社会や顧客に受け止められているかを調査していきます。

 

コミュニケーション戦略策定

リサーチ内容とデザイン調査をもとに、どのようなポジションでどのようなコミュニケーションをしていくのか、コミュニケーションのコンセプトやカラーなどを決定します。あわせて、使用シーンにそって制作が必要なツールも精査していきます。

 

パッケージ制作

コミュニケーション戦略に則って、現状の課題を解決し、ブランドを象徴するパッケージデザインを制作・ご提案いたします。

ブランドの世界観（一貫した印象）の核となるため、採用するデザインには必ず理由と意味が伴います。

 

②展開フェーズ

ツール展開/制作ディレクション

各種ツールの展開については、正しくデザインを使用して一貫した印象を担保できるようディレクションを行います。

※画像は一例です。

③運用フェーズ

ブランド運用

パッケージデザインでできたブランドロゴの使用のガイドラインを作成いたします。使用規定ラインをもとに貴社内で一貫した印象を保てるようにしていきましょう。濫用を防ぐため、「ロゴデータの使用を申請制にする」「社内にチェック機関をつくる」など、ロゴ使用に関するルールづくりも有効ですね。

※画像は一例です。

 

今回はここまでにします。 

以上、アルジュナの初めてのパッケージ制作 第3弾でした。