こんにちは!福岡のデザイン事務所アルジュナのササダです!
今回は、よく耳にする「ブランディング」と「ブランディングデザイン」という2つの言葉の違いについて書いてみたいと思います。どちらもビジネスにとって非常に重要ですが、その役割は異なります。それぞれの概念を理解することで、効果的な戦略を立てる手助けとなってきます。
ブランディングとは?
ブランディングは、企業や製品、サービスが市場でどのように認識されるかを形成・維持するための戦略的なプロセスです。それは、企業のアイデンティティ、価値観、使命、ビジョンを明確にし、それをターゲットに伝え続けることです。
具体的には、
- ブランドの使命・ビジョン:企業の存在理由や長期的な目標を定めること。
- ブランドの価値:顧客に提供する価値や独自性を明確にすること。
- ブランドのパーソナリティ:ブランドが持つ個性やキャラクターを設定すること。
- ターゲットオーディエンスの特定:誰に向けてメッセージを発信するかを決めること。
- ブランドのポジショニング:市場でのブランドの立ち位置や競合との差別化を図ること。
簡単に言えば、ブランディングはブランド全体(ブランドアイデンティティ)のストーリーを作り、そのストーリーを一貫して伝えていくことです。
エイトブランドイメージの西澤さんはブランディングについてYouTubeで詳しく説明されています。
ブランディングデザインとは?
ブランディングデザインは、ブランディングの一部であり、ブランドの視覚的・物理的な表現を設計するコミュニケーション戦略のプロセスです。これは、ブランドが顧客にどのように見えるか、感じられるかを具体化します。
具体的には、
- ロゴデザイン:ブランドの象徴的なマークやシンボルを作成すること。
- カラーパレット:ブランドを表現するために使用される色を決めること。
- タイポグラフィ:ブランドのテキストスタイルやフォント選択を行うこと。
- ビジュアル:写真やイラストのスタイル、グラフィック要素を決めること。
- ブランドガイドライン:ブランドの視覚的表現に関する規則やガイドラインを設定すること。
- 店舗デザイン:「訪問した人に楽しんでもらいたい」「居心地良く過ごしてもらいたい」という想いがあれば、ブランドの世界観を感じてもらうこと。
- パッケージデザイン:ブランドのストーリーや価値や世界観を顧客に伝えること。
つまり、ブランディングデザインは、ブランドのアイデンティティを五感で届くように表現し、一貫性を持ってコミュニケーションすることです。
まとめ
ブランディングはブランド全体の戦略を策定し、その認知を高めるための方法です。一方、ブランディングデザインはその戦略を視覚的に具体化するための方法です。両者は密接に関連しており、効果的なブランディングを実現するためには、両方が一貫して連携することが重要です。
皆さんもぜひ、ビジネスにどのようにこれらの要素を取り入れるか考えてみてください。効果的なブランディングとブランディングデザインで、会社や商品・サービスの価値を最大限に引き出しましょう!
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