こんにちは!福岡のデザイン事務所 アルジュナのササダです。
今回は私が掛けているメガネについて書いてみようと思います。
メガネって、視力を補うだけの道具だったと思われがちですが、今ではファッションの一部として欠かせないアイテムですよね。カジュアルにもビジネスにも使えるうえ、自分の顔立ちや雰囲気を演出するためのアクセサリーでもあります。今回は、そんなメガネの歴史や種類、ウェリントン型が似合う顔の特徴、そして最近のメガネ業界のマーケティングやブランディングについて、やわらかい雰囲気でご紹介していきたいと思います。
メガネが日本に広まった経緯
メガネが日本に入ってきたのは16世紀頃とされ、宣教師フランシスコ・ザビエルが山口・周防の大名、大内義隆(おおうち・よしたか)にめがねを献上したことが記されているそうです。当時はとても貴重で、高価な宝物のような存在だったみたいです。江戸時代に入ると、長崎を中心に海外の情報や技術が入りやすくなり、国内でも眼鏡職人さんが少しずつ登場してきましたが、まだまだ高価な輸入品が主流で、一般の人が気軽に手にできるようになるには少し時間がかかったそうです。
明治時代に入ると、日本全体が急速に西洋文化を取り入れる流れが強まり、教育制度が整ってきます。学校で勉強する機会や本を読む時間が増えたことで、視力を補う道具としてのメガネに注目が集まりその後、大正・昭和の時代には、福井県の鯖江市や千葉県の井戸ヶ谷などを中心に国産のメガネ製造が本格化し、戦後の高度経済成長期には大量生産が進み、今のように多くの人が当たり前のようにメガネをかけられる時代になったそうです。
メガネの種類
メガネと一口に言っても、本当にいろいろな形やデザインがあります。特にフレームの形状は、その人のイメージに大きく影響を与えるもの。ここでは、代表的なフレームをいくつかご紹介します。
図は右記より引用:https://weekly.jins.com/library/07-shape.html
ウェリントン(Wellington)型
縦幅が広めで、台形を逆さにしたような形が特徴です。程よいボリューム感があり、知的でありながらカジュアルな雰囲気も兼ね備えています。
ボストン(Boston)型
丸みを帯びた逆三角形に近い形。レトロ感があり、やさしい印象を与えます。小顔効果を期待できるとされ、男女問わず人気のフレームです。
ラウンド(Round)型
完全に丸い形状。小ぶりであれば知的なイメージを、大きめであれば個性的でクラシカルな印象を与えやすく、ファッションアイテムとしても注目度が高いデザインです。
サーモント(SURMONT)型
フレームの上部(眉の部分)が太く、下部が細いのが特徴です。別名「ブロウライン」と呼ばれることもあります。上のラインが強調される分、目元にアクセントがつきやすく、顔を引き締めて見せたいときに向いています。レトロな雰囲気と知的な印象を両立できるデザインとして人気を集めています。
オーバル(Oval)型
楕円形をしたフレーム。顔全体に自然にフィットしやすいため、初めてメガネをかける人にも取り入れやすいデザインといえます。
スクエア(Square)型
角がはっきりとした四角い形で、シャープでスタイリッシュなイメージを演出できます。ビジネスシーンでも定番のフレームです。
現在のメガネマーケティングとブランディング
今のメガネは「視力補正の道具」というより「ファッションアイテム」としての地位が確立されつつありますね。ブランドごとに「ミニマル」「クラシック」「カラフル」など多彩なテーマを掲げ、おしゃれなメガネを探している人の目を引いています。服やアクセサリーと同じように、メガネを複数本持って、その日の気分やコーディネートに合わせて使い分ける方も増えてきました。
また、人気のデザイナーやキャラクター、アパレルブランドとコラボするケースも増えていて、「限定モデル」「数量限定」などの特別感を打ち出すことでSNSでの拡散を狙っています。普段メガネをかけない方でも、好きなブランドやキャラとのコラボ商品なら「ちょっと試してみたい」と興味を持つことも多いようです。
次に、おしゃれな内装の店舗や、最新のデジタル機器を使った視力測定・バーチャル試着を体験できるショップも登場しています。完全予約制でカウンセリングをじっくり行い、顔の形や好みの雰囲気に合うメガネを丁寧に提案してくれるところも。もはや価格だけでなく、接客体験やアフターサービスがブランド選びの大切なポイントになっていますね。
最近では、メガネのサブスクリプションを導入するお店も登場してきたそうです。一定期間ごとにフレームを交換できたり、度数が変わっても追加費用を抑えてレンズ交換ができたりと、時代に合った柔軟なプランが用意されています。メガネ=一生ものというイメージから、もっと気軽に買い替えたり楽しんだりできるスタイルへと変化しているんですね。
JACQUES MARIE MAGE FONTAINEBLEAU 2 col.Noir 7 [JMMFURX-7A]を使ってみました!
実は最近、私がゲットしたのが「JACQUES MARIE MAGE ジャックマリーマージュ FONTAINEBLEAU 2 col.Noir 7 [JMMFURX-7A]」というモデルです。世界的に有名なアイウェアブランド・JACQUES MARIE MAGEは、素材や作りのクオリティだけでなく、アートピースのように凝ったデザインが魅力的。かけるだけで特別感が得られるブランドとして注目を集めています。
このフレームを選んだ理由
掛けたときに「顔に合わせる」必要がなかった
かけるメガネによっては、自分の顔に合うようにフレームの角度やサイズ感をかなり気にしなきゃいけないことが多いですよね。でもこのFONTAINEBLEAU 2は、不思議と自然にフィットしてくれて、あまり調整を意識しなくても顔立ちにスッとなじむ感じでした。高級フレームならではの設計や素材の良さを実感しました。
サングラスも買うつもりが、遮光レンズを入れられることを知った
実は当初はサングラスも合わせてそれぞれ探していたんですが、メガネフレームに自分好みの遮光レンズを入れてカスタマイズできるとわかり、「それなら普段メガネ使いもしやすい!」と思い、それぞれ買う予定で予算を考えていたので、高いフレームでしたがこちらに決めました。好きな濃さやカラーのレンズを入れられるので、まさにオンリーワンのサングラスを手にしたような気分です。
レンズの濃さやカラーを変えられることで、晴れの日だけでなく曇りの日や室内でも使いやすいのがすごく便利。シチュエーションに合わせてレンズをカスタマイズするのもアイウェアの楽しみ方のひとつだと改めて感じました。
メガネが日本にやってきた当初は、高嶺の花のような存在でしたが、海外文化や西洋医学の流入、そして国産技術の発展によって徐々に庶民の暮らしへ浸透していきます。現在では実用性だけでなく、ファッションとしての価値が重視され、デザインや素材、カラーバリエーションも豊富になってきました。
「目は口ほどにものを言う」という諺がありますが、目元を飾るメガネにも、その人の個性やこだわりが表れるものです。用途やTPOに合わせてメガネを選んでみたり、気分によってフレームを変えてみたりするのも、メガネライフを楽しむポイントかもしれません。今まで一本しか持っていなかったという方やメガネをつけたことない方も、この機会に是非メガネの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。新しいフレームとの出会いが、あなたのライフスタイルをさらに彩ってくれるかもしれませんよ。(笑)
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